寒い朝

焼場へとつづく車列の雪時雨

朝のうちに珍しく雪が降った。

しっかりとした粒で帽子や衣服の肩を弾けながら落ちてゆく。見上げると一団の黒い雲が今しも頭上を覆っていて、おそらく30分ほどもたてば過ぎゆく時雨だと思える。
予報には雨も雪もなかったので、部屋からは山を越えてくる風花くらいに思っていたのだが、出かけるとなるとしだいに本格的な降りになる。
どうりで今朝は寒いはずだと首をすぼめるのであった。

“寒い朝” への4件の返信

  1. 今年に入ってから一度も雪は降りません。
    でも今朝の冷え込みは身が縮むほどであった。
    大雪は困るけど積もらない程度の雪景色は見たいものである。
    何と暢気でお気楽なことかと少々わが身の勝手さを恥じている。

    1. 寒い寒いと言ってもまだ外の水栓は凍ったことがありません。ここ二三年あきらかに最低気温が切り上がっているような気がします。

  2. 焼場へとつづく車列の雪時雨

    “奈良くらし”から、この焼場って、奈良から名張に抜ける峠にある斎苑かなと勝手に想像してしまいました。ここで義姉を送ったのは春でしたが、あの道路、急坂で雪が降ると渋滞するでしょうね。

    1. 奈良県は昭和の大合併にさからっていまだ小さな行政単位で運営されています。水道、塵焼却はもちろん焼場もそれぞれ自前という非常に効率の悪い形態です。衛生関係施設の統合は各自治体の財政事情などいろいろ思惑あってうまく進まないようです。
      災害が起きたときに一番先に困るのがインフラの問題。エゴが邪魔しています。

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