寒空に

かたくなに散るをこばみて冬薔薇

最近の薔薇は冬にもなかなか強いようである。

そういう品種なのかもしれないが、公園の薔薇は12月も半ばというのにまだ多くの蕾を付けていた。
ただ、気温が低いためだろう、蕾のままでなかなか開きそうもなく、咲いたら咲いたでなかなか散りそうもなく枯れたまま枝にしがみついてもいるように見える。
室内に持ち込んだら蕾だってきっと早く開くにちがいない。

写真のバラの名前は「テキーラ」。なんだか南国めいてきたが。

“寒空に” への6件の返信

  1. バラの名前はテキーラですか、メキシコ産でしょうか?

    今日は今年最後の手習い。
      冬薔薇(ふゆそうび)色のあけぼの焼跡に  波郷句
    これは空襲の焼け野原冬の夜明け、薔薇色の朝焼けを詠んだ句とのこと。
    半切三分の一に健気に咲く冬薔薇と空のイメージ、難しい!!
    「色」がポイントかな・・・

    1. 年の瀬のあれこれが続きますね。
      年賀状もまだだし、納句会がこの週末、大晦日投句締め切り、etc.
      でも、まあ好きなことやってるんだから、悪くはない気分でしょう。

  2. 写真の冬薔薇、黄色が際立って綺麗ですね。
    温かい気持ちになれますね。
    さっき散歩に行ってコサギを見ました。
    しばらくじっとしていましたが、飛び立つと白が映えて優雅でした。

    1. 赤、白いろいろなバラがあったのですが、たまたま最も冬の薔薇らしいのがこの黄でした。花は黄色が好きと言うこともあるんですが。
      冬の鳥は餌を確保するのも大変そうです。今年生まれた若い鳥は冬を越してやっと一人前。応援したくなります。

  3. かたくなに散るをこばみて冬薔薇

    散るをこばむ・・・くすっ! と 笑い出しそうになります。
    好い句ですね。
    確かに 冬薔薇って 何故か 頑固そうです。

    でも、横浜は 風も収まり ポカポカ日和。
    昨日なんか、新横にX’masプレゼントを買いに行ったら、日産スタジアムに
    向かう人で あたりの空気がむんむんするほど。

    近くを見渡すと、散るをこばんでいるのは 山茶花でした。

    1. 滅多なことでは開きませんぞ、散りませんぞ。
      「寒い季節にゃうどんもいいが 私はあんたのそばがいい」
      おあとがよろしいようで。

      ここというときのアントラーズはたいしたものです。

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