一陽来復

もうもうと五体薫きしむ柚子湯かな

香りだった湯気に全身が柚子の香りに薫きしめられるようだ。

今日は冬至。陰の極みに柚子風呂に入ったり南瓜を食べたりして邪悪を払う。
温められた柚子からはいっそう香りがたって、浴室はさながらアロマセラピーの施術を受けているようである。
今年もあとわずか。湯気に包まれて今年のあれこれをゆっくり味わうのもいいのではないか。

今朝は珍しく霧が濃い。起床してからさらに深くなったようだ。視程100メートル以下。10時になってもまだ霽れない。
気温が上がるという予報だが、お日様が顔を出してくれての話だ。
ドアを開けたら、玄関脇の南天にヒヨドリ君がいたとみえて驚かせてしまった。
風もまったくなく、あとは「一陽来復」を願うばかり。

“一陽来復” への4件の返信

  1. 夕べから今朝にかけ冬至の事は何度も見聞きしていたはずなのにうっかりお風呂に柚子を入れ忘れあわてて放り込んだ。
    皮に少し切れ目を入れて香りを引き立たせた。
    南瓜は用意していないがまっ、いいか。

    今日は風もなく穏やかな冬日、釣り糸を垂れているお爺さんを久しぶりに見かけたが今頃は何が釣れるのだろうか?

    1. 夕べはジャムにした残りの、皮が剥かれた柚子がぷかぷか浮かんでました。何だかなあ、因幡の白兎みたいで。やっぱり皮の方に香りが強いことが分かりました。

  2. 冬至でしたね。柚子湯と南瓜、用意しても忘れても思い出すだけいいじゃないですか。ウチは柚子湯X、南瓜〇でした。

    当地の今冬の日の出、日の入時刻を調べてみました。

    昨日21日は日の出6:45 日の入16:30(9時間45分)
    日の入が一番早くなるのは冬至でなく12月2~7日の16:26
    日の出が一番遅くなるのは来年1月7日の6:50

    場所によって違うのかもしれませんが冬至が一番日の沈むのが早いということではなさそうです。何だか面白い。

    1. 当地のNHKローカルは奈良版なので首都圏と違っていろいろローカルな話題が多くなります。
      天気予報も奈良を中心にしたもので、予報士もローカルなネタを盛んに採り入れています。
      ご提供の日の出、日没時刻と日照時刻の話題も今月上旬頃に放送されてました。なんでそうなるのかは説明がありませんでしたが。
      こちらは、日の出、日の入りとも関東に比べて15分ほど遅いので、今は7時過ぎないと高見山方面から顔を出しません。そのかわり夕方暗くなるのが遅いのは救われます。

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