冬うらら

寒晴や双耳著けし二上山

三月の陽気とか。

大神神社吟行は冬うららで厚い上着も要らぬほど。
十日になるので参拝客も少ないだろうと予測していたが、意外にまだまだ。二の鳥居前の駐車場には長い列ができている。
登拝入り口となる狭井神社からは、次々と善男善女が鈴を鳴らして登っては降りてくる。
一通りコースを巡って、やはり最後は盆地を見渡せる小高い丘に登る。
真東から見る二上山の双峰は遠目にもくっきりと晴れた空に突きだしている。

“冬うらら” への4件の返信

  1. 冬晴れの良い吟行日和でしたね。
    まだ新年の雰囲気も残っており清々しい風景の中で句を詠む。
    なんて贅沢で幸せな時間でしょう。

    1. 初句会ですから、吟行場所で来合わせてはの新年挨拶です。今年で御年90歳のお二人もかくしゃくとして、若い者も負けておられません。

  2. 早速に初吟行ですか。気合いの入り方が違いますね。仲間があり句材も豊富、天気にも恵まれて。そして収穫句をブログで披露する。すっかり板についていいリズムですね。

    俳句、サボってばかりですが、今年はせめて毎日日替わりで紹介いただく季語を歳時記で調べることぐらいはやろうと自分に言い聞かせています。

    今日は「寒晴」と「冬晴」とは違うことを習いました。

    1. いつもなら第一火曜日ですから三日のはずなんですがさすがにね。特例で遅い初吟行となりました。
      できるだけ多くの季語を用いて幅を広げようとしていますが、なかなか難しいものです。ぜひ、歳時記の季題の本意、傍題も知っていただく、そして例句を数多く読んで、季語の持つ力を味わってみてください。

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