土質改良

園丁のブロー吹き寄す落葉かな
腐葉土に半ばなりたる落葉かな

落ち葉の季節。

広い公園にはシルバーセンターから派遣された人たちが、落葉をかき寄せている。狭いところは熊手で、広いところはエンジンを回して風をおこし吹き寄せるわけだ。
このあと回収の軽トラが回ってきて、バックヤードに運ばれていき、腐葉土や堆肥のもとになるのだ。
腐葉土は櫟の葉がいい。薄いが量も多くて質のいい腐葉土が期待できる。
川越のサツマイモが有名だが、長い年月をかけて櫟の森から作った腐葉土、堆肥をほどこして水持ち、栄養保ちの悪い関東ローム層の土を改良した土に負うところが大きいと聞く。

“土質改良” への2件の返信

  1. 落ち葉を踏みしめ官庁街にある名古屋市政資料館へ。
    この建物は大変重厚な造りでかつモダン、紅葉した木々をバックに絵になる建物である。
    正面階段は見たこともないような立派さ。
    この建物の展示室でシルバーカレッジの作品展を開催。

    欅並木の黄葉も程よく色づいていよいよ秋深し。

    1. 都会には背の高い欅黄葉がよく似合います。
      春は芽吹きの明るさ、秋はビルに肩を並べて景が華やぎますね。
      ビル風に広く散って舗道を埋め尽くすのもまたいい。
      冬は大きな影を落として、太陽の低さを強調もします。
      二階から見える八幡さんの森の桜紅葉が今ピークの装いです。

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