モチベーション

食扶持にもならぬ広さを冬耕す

冬耕と言うにはあまりにも大げさである。

今まではポット中心の野菜栽培を楽しんでいたのだが、考えることあって庭に畝をつくろうと発心したのだ。
1.2メートル巾の畝を二本、ごく短い畝であるが、ここにいくつかの種類の野菜を育てようと。
元来が無精なので、畝はいったん立てたらそのあとは耕さない、いわゆる不耕起かつ庭の雑草も抜かず草マルチに利用し、肥料や農薬は使わない。それなりの土になるには数年かかるだろうが、流行りの自然農の考え方でやってみようというわけだ。
種も在来種あるいは固有種中心に種から作ってみるかと。
雑草との闘いに疲れてしまうが、昨秋たまたま雑草を草マルチに活用できると聞いてトライしてみたら、意外に雑草刈が苦にならなかったことが発端だ。これなら、せっせと雑草を集めようというモチベーションが上がりそうだと思ったのである。
これで足りない、と言うか、もっといろいろ作りたいと思うものは今まで通りポット栽培で。
忙しくなりそうである。しかし楽しみが倍増しそうである。

“モチベーション” への2件の返信

  1. ビニールマルチはよく聞きますが草マルチは雑草を利用した自然農法と言う事でしょうか?
    趣味と実益そして雑草の再利用、ちょっと根気を要し面倒に感じますが果実を楽しみながら研究心も満たされるのではないでしょうか?

    今日も暖か、先ほどから窓越しに雨音がしてきました。
    明日は16度にもなるとかその後は又寒気が戻りまさに三寒四温ですね。

    1. 自然農というのは草を敵とせず、逆に積極的に利用するという考え方で、ほったらかしの庭の草もせっせと苅って目一杯頑張ってもらおうと。
      核の三原則じゃないですけど、今そこにあるもの以外は持ち込まず持ち込まさない、つまり化学肥料とか農薬、動物性堆肥なども一切使わない、今流に言うとSDGsにかなうというわけです。
      自分の口に入れるものは、何が使われているか分からないものを避けたい。
      昔、化学肥料、有機肥料でそれぞれ育てたものをアルコールに漬けたら、化学肥料の方は胡瓜がどろどろに解けたのに、有機肥料はしっかり形が残っている実験を目の辺りにしたことがあります。
      メロンなども、ときどき石油臭いのに出会ったり、そういうのは間違いなく化学肥料漬け。
      当地の野菜は総じて固い。いい土で作ればもっとうまいはずです。昔ながらのトマト、胡瓜を食いたいの一心ですわ(笑)

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