年月

机辺のもの棚に師走の晦日前

ふだんの座もさすがに片付けようという気になる。

と言うてもいつも座っている今の卓の手の届く範囲だけど。
まして今年は娘たちの帰省もあるのでその場をあけねばならない。
するともう何十年と使い込まれた卓の塗りがあちこち剥げているのがあらわれて、ほとんど子供たちの齢と変わらない卓の年月がいとしく思えるのだった。

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