餅腹

食積の総じて薄き塩加減

数の子を除いてどれも薄味。

年々歳々薄塩となるにも馴れてはきたが、さすがに箸がよく延びるのは醤油味がきっちりしみたごまめ、あるいはもともと塩分を含む蒲鉾や数の子、できあいの昆布巻など。ただ、長年舌が薄味に馴れているせいか、どれも少し塩っ辛いように思える。
そのせいで喉がよく乾くのか、朝から何杯目かのコーヒーもめずらしい。
酒を飲まないし、帰省中の婿も下戸なので屠蘇もなし。
あさから餅でふくれた腹に午後は餅入り善哉をまたたくまに平らげて、この勢いではさすがに胃の方がちと心配になったりして。

あけましておめでとうございます。
ことしもまた俳句三昧の年になりそうですがよろしくおつきあいください。

“餅腹” への2件の返信

  1. 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

    お正月らしいお料理に餅腹で満腹感。美味しく頂けることは幸せです。

    もう手間暇かけた料理はやる気力がなくなりました。
    全て出来合いのものばかりで形ばかりのお正月です。
    その中で唯一友人が届けてくれただし巻き卵の美味しかったこと。
    プロ並みの腕に感服です。

    1. あけましておめでとうございます。
      次女の帰省が松明けてからになるというので、年末にクール便にて送りました。田舎くさい品々ですが、それなりに正月気分を味わえたのではないでしょうか。
      腕の手術が間もなくでしばらくは家人の料理も食べられなくなります。

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