赤いトマト

さざんかのつぼみも色をますころに

蕾がほんのり色づいてきた。

今年の南天の実は色は悪いが悪いなりに赤くなっている。柊も満開を過ぎようとして甘い香りを放っている。
つづいて山茶花もいよいよ開く準備を終えたようで日に日に膨らみを増してきた。これよりは二月ほど咲いては散らし、咲いては散らしを繰り返して一画を明るくしてくれるだろう。
庭のミニトマトも最後を飾る粒が赤らんできた。これよりのちの粒は青いままで終わるだろう。
暖かい冬もあと少し、来週からは本格的な冬に戻るそうである。

“赤いトマト” への2件の返信

  1. ミニトマト、長持ちしていますね。
    南側の地植えの山茶花はすでに満開、次々と蕾を付けていますがすでに散り始めたのもある。散り敷いた花弁もなかなか風情がある。
    丁度この画面にある写真のような白に所々ピンクがかった色がほんのり染まりとてもきれいです。北側の鉢植えは深紅ですがまだ固い蕾状態です。

    柊はすでに黄ばみがかって散り始めです。
    ひ孫の名前に柊の一文字がつくので何となく愛着がわいてしまいます。
    元々歌人の宮柊二が好きなのでこの字を名前につけてくれたのは偶然とはいえ嬉しいです。
    もうすぐ五カ月、しばらく会っていないのでなんだか急に会いたくなってきました。

  2. 秋のトマトの味は別格なので無理を承知で残しています(実態はほったらかし)。
    柊は鬼門に植えるといいますが、そのわけが分かります。葉の先に鋭い棘があるだけで侵入者を防ぎますが、落葉するとそれがすごく固い葉になってうっかり触ろうものなら痛い目に遭います。地面に散ればまるで忍者の撒菱です。いつまでも朽ちないので鬼には手強い相手です。

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