日に一度火にかけ十日寒の豆
年末に炊いた豆が長持ちしている。
毎日毎日食べても飽きない黒豆が、今年はどういうわけかなかなか減らないようだ。
好物だからそれはそれで問題なしなのだが、これだけ毎日火を入れても腐らないというのはやはり寒中だからこそなのではあるまいか。
寒というのは腐敗のもとになる微生物の活動も鈍く、水にせよ餅にせよ腐りにくくむしろ体にもいいとされてきた。
また寒紅、寒仕込みなどこの季節に作られるものは品質もいいとされたいそう珍重される。
おおいに栄養価の高く、滋味ある卵を食べて健康維持に努めたいものである。
昨夜の夕食はお正月の残り物を鍋にすべて入れ片付けた。
こんなものまでもと思うぐらい多種であったが良いお出汁がでてきれいに片付いた。
明日は残りの汁でうどんを煮込むとしよう。味噌味しょうゆ味どちらもよさそうである。
七草粥も終わりあっという間に正月気分が抜けますね。
あとはひたすら春を待つ気分。
しばらくの辛抱です。