寒卵小ぶりと言へど殻固し
鶏舎を抜け出して近くを徘徊しているのもいる。
ゆったりとした鶏舎でゆとりの飼育をしているようで、卵はやや小ぶりながら殻もしっかりしている。丼のご飯に落としても黄味がぷっくらとしていて簡単には崩れない。
いかにも滋養ありそうな寒卵である。
ぐるぐると箸でかきまぜて一気にいただく。有機無農薬野菜の漬け物だけがおかずでこれがまたうまい。
こういうものばかりいただいていると体に何か力がわいてくるような気がする。
人工的なものばかりに囲まれていると、こうした自然に近いものにふれる機会が少ない。自ら求めて探し回らなければならい時代である。
昔ながらのシンプルな食べ物ですね。
価格優等生卵が最近とんでもなく値上がりしている、少し割安と思い買ってみて目玉焼きにすると黄身がすぐ崩れる。
これは古いものを特売価格で提供しているに違いない・・・
上天気に気を良くして東名阪道を走る、所々雪だまりがあったりして数日前の大雪が予想される。
田舎も田畑は真っ白で夕べ降った模様である。
そして驚いたことに白山町にある墓苑は全面雪景色で靴がズボズボ埋まる。
新雪に靴跡をつけながらの初墓参であった。
こんな景色には初めて遭遇したが一人で行かなくてよかった。
飼料用穀物の高騰、鳥インフルなどで卵は、卵だけにかぎりませんが、もう安くに戻らないでしょう。長らく物価の優等生と言われてきましたが。
今年は伊勢平野も雪に覆われて。これは何年ぶりなんでしょうね。