精気

雨しみて身ぬちざはめく四温かな

温かい、まるで春のような雨だった。

土さえしっとりとして、熱を帯びてきたような精気を感じさせる。
心の中では、もう春だ、春だと叫んでいる。
今年は明後日三日が節分。暦のうえでも春がそこまで来ている。

“精気” への4件の返信

  1. 春がそこまで来ているというのに最近の私には精気というものが感じられません。
    はやく精気を取り戻したいものです

    1. 次何をやる。そんなことばかり考えていると、おかげでマイナスイメージが湧いてくることもなくプラス思考でいられます。お気楽で結構、呑気すぎると家人に言われることも多いのですが。

  2. 雨しみて身ぬちざはめく四温かな

    春待つ気持ちを体感的に詠った好い句ですね。そして、この「身ぬち」が好い、すごい(?)言葉ですね。wikiをみると、用例として「平成万葉集」に、こんな風に使われていました。→『今何を詠むかと問わば血も混ぜて身ぬちの闇を吐くと答えん』

    1. ありがとうございます。上五の推敲が足りない気がしています。いつかすっと降りてくる日を待つとします。
      「身のうち」が転じたものと思われます。俳句では一文字省略できるメリットがありますね。

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