我が膝を枕に猫の夜半の冬
老猫である。推定13歳。
この春にほだかちゃんを亡くしたが、推定同い年のごまちゃんがまだ健在なのだ。半野良だったのが、昨年とんでもなく強いやつにこっぴどくやられてからというもの外へ出なくなり完全な家猫と化している。おかげで奈良に連れてくるときは心配はなくなったものの、やはり年齢からか一日中寝ていることが多くなった。おまけに今年はめっきり寒さが応えるようで、先週あたりから夜になると膝の上に乗ってくるようになった。
以前は毛布などかけてやってもすぐにはねのけてしまうほど野性たくましい子だったのに様変わりである。
今夜もこのブログを書き終わりソファに座ろうものなら、たちまちにして膝の上にきて自分の居場所を確保するだろう。
「夜半の冬」ですか。ほんと寒くなりましたね。季節の移ろいは早い。
猫、好きなんですね。猫も好きな人を知ってるから膝の上に来る。相愛であったかくなりますね。
夜半に耳を澄ませて聞きたい音がいっぱいあるけど、最近の家は二重窓だったりして気密が高いのでなかなか音が届きませんね。ちょっと味消しで句にはなりません。
猫は本能的に猫好きな人間を見分けることができるようです。すこぶるシャイだったほだかちゃんが遊びに来た友人の膝に乗ったときはびっくりしたものです。
はじめ題だけ見て「ややっ、おう!」と思ったのですが、なあんだ相手は猫ちゃんですか。
でもこれもまた良しですね。お互いに身を寄せ合って温まって、ほのぼのします。
老いた猫が安心してくつろげる場所なんですね。
だいぶ弱ってきた証拠でしょうねえ。去年の冬は段ボールの箱で作ってあげたベッドで丸く寝てたんだけど、今年は早く座れと催促します。
猫好きの人は炬燵代わりに一緒に寝る人もいるとか聞きました。
猫は警戒心が強いといいますが私の友人宅の猫はかまってあげると、ご機嫌斜めで知らんっぷりがいいみたいです。
猫の性格もいろいろのようですね。
一緒に寝るのはいいんですけど、場合によっては寝返りが打てなかったりして必ずしも快適とは言えないこともあって。
たしかに猫によって親密度の表現はまちまちですね。犬みたいにベタベタしないのがいいです。