まほろばを古刹の南天俯瞰せる
聖林寺は小倉山の南端の中腹にある。
小倉とはあの「夕されば」の小倉で、多武峰から桜井にかけて続く山をいう。聖林寺は北の方向に大きく開けていて、三輪山、さらにその先に箸墓などの古墳群がよく見える位置にある。お寺自体は大きくないが、ちょうど今は紅葉と赤く色づいた南天の取り合わせが美しく、ほかに千両などもありこれからしばらくの間は境内いたるところにある赤い実が楽しめる。
椋橋の山を高みか夜ごもりに出で来る月の光ともしき 間人宿祢大浦 巻3~290
山門入り口に万葉歌碑があった。地元桜井市が整備した万葉歌碑マップにNO.34として登録されている。
「聖林寺」のこと知らなかったので調べました。
十一面観音立像のお話、いいですねえ。 お姿も写真で拝見しました。
小高い場所にほど良い大きさで、眼下に古代大和の古墳がみえる、行ってみたいですね。
ここにある南天の見る世界と、わが家にある南天の見る世界はずいぶん異なるんでしょうねえ。
境内いたるところで南天の実が真っ赤です。天平観音さんはガラスの向こうとはいえ、間近で拝見できるのも魅力です。大和巡回コースにはぜひ繰り入れてください。
ブログ表紙の写真はこの聖林寺からの眺めでしょうか。いいところにありますね。
HPで聖林寺見せてもらいました。ちょっと観光コースから外れているので静けさが保たれているとありました。その通りなんでしょうね。地元の人の特権だと思います。存分に古寺散策を楽しんでください。
やっぱり目玉は観音さんなんでしょうねえ。平日とはいえそこそこの参拝客が来ています。といっても混雑というまではいかず、ほどほどというんでしょうか。
桜井市は、「日本書紀」や「古事記」、「万葉集」などに数多く登場し、12代もの宮都が置かれた「国のまほろば」の地、人々の心のふるさとです。
万葉歌碑マップを開いたら上記のようにありました。
山の辺、初瀬、多武、磐余とコースもいろいろあるようです。
「心のふるさと」と言うのが良いですね~
今日も古都散策にはもってこいの小春日和です・・・
行きたい所が山ほどで優先順序に迷いいますよね。
十一面観音様も残り半分、たのしみですね~
帰途にR165沿いを上ってホケノ山古墳、箸墓古墳に立ち寄って、景行天皇陵、崇神天皇陵を右に見ながら帰ってきました。次回は桜井から天理あたりまでの山辺の道歩きでしょうかね。