冬の花

石蕗の 小さき鳥居にそんこかな

何を祀ったのであろう、小さな祠とその前に小さな赤い鳥居がある。

ここはある公園の片隅、鳥居の根元には黄色い石蕗の花が咲いていた。
紅葉の盛りであるが、木の上だけでなく寒々とした地面にも存在を主張する植物がいる。

“冬の花” への4件の返信

  1. 地に這うように咲く石蕗、日陰でも踏まれても逞しく咲いています。

    鮮やかな黄色が今の季節目立ちますね。
    洋風庭園よりも日本庭園、それも庭の片隅が似合いそうな花です。

    1. 和風の庭で石などの間に咲いているのは味がありますね。梅雨の頃の青々した葉や茎がしっとり濡れているのも風流です。

  2. 「石蕗」と書いて「つわぶき」と読むんですね。貴方の俳句を毎日見ていると、いろいろと勉強になりますね。学生時代からは想像もつかないくらい博識になりましたね。
    調べてみると「艶葉蕗(つやばふき)」つまり「艶のある葉の蕗」から転じての呼び名となったそうですね。日蔭のどちらかといえばグランドカバー的に使われている脇役の植物ですね。
    見たところは背丈の低いフキといった感じで、花は少し背丈があって、小さな黄色い花を咲かせますね。うっかりすれば雑草かなと思ってしまいますね。
    緑が結構濃い色だから、黄色の花は可憐でも目立つかも知れませんね。奈良のひなびた田舎道あたりに似合うかもね。

    1. 学生時代は諸君のレベルに合わせていただけだよ。これが僕の本来の姿です。

      気をつけて歩いてると結構あちこちに咲いてますよ。この時期花が少ないので結構目立つものです。

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