蓑負へる童子立つごと寒牡丹
當麻の石光寺では寒牡丹が始まったようである。
境内の花壇は手に触れるように近くから花が間近に見られる。
霜や雪から守るために藁の霜囲いをしてもらった牡丹はまるで蓑を背負った童子のように愛らしい。また、じっと見ていると霜囲いに守られた小さなお地蔵様のようにも思えてくる。2月頃まで楽しめるのだが咲き始めの今の方がより清楚にみえていいかもしれない。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
蓑負へる童子立つごと寒牡丹
當麻の石光寺では寒牡丹が始まったようである。
境内の花壇は手に触れるように近くから花が間近に見られる。
霜や雪から守るために藁の霜囲いをしてもらった牡丹はまるで蓑を背負った童子のように愛らしい。また、じっと見ていると霜囲いに守られた小さなお地蔵様のようにも思えてくる。2月頃まで楽しめるのだが咲き始めの今の方がより清楚にみえていいかもしれない。
寒牡丹、良いですね。
冬枯れた風景にひと際、華やかさを感じます。
先日訪れた徳川園でも、藁の霜囲いをした牡丹が見られました。
その時の一句
藁帽子 被りて稚児なる 牡丹かな
同じような句趣のようですね。あの霜囲いがポイントですよね。
よくTVでも有名な庭園の風景として映し出される光景ですね。
いかにも冬らしくて情緒がありますね。
成瀬に住んでいたから知っているかと思うけれど、薬師池公園内の町田ぼたん園も結構知られており、331種1730株が植えられています。結構見応えがありますね。
自転車で毎日のように薬師池公園には行ってましたが、牡丹園の寒牡丹は一度も見に行きませんでした。どちらかというと春の牡丹園というイメージが強かったのかな。
寒牡丹ですか、何も殊更寒い冬に花を咲かせることもないじゃないかと思いますけど。
寒い中花を咲かそうとする人、咲く花、愛でる人。寒いからこその想いもあるのでしょうね。
寒い時期に咲く種類なんでしょうね。花は通常の牡丹と変わりませんので、あの霜よけ、雪よけの被り物とセットで見ると趣あるものとして楽しめるのではないでしょうか。