だみ声

夫の声恋の褪せぬか鴨の恋

鴨の仲間は多いがどれも概して鳴き声は雅ではない。

というよりは、アヒルのそれに似てあの「ガアガア」というだみ声である。同じ鴨の仲間でも小ガモとなると別格で先生の笛のように聞こえるし、ヒドリガモも「ピィーヨ」あるいは「ヒィーヨ」と鳴くがこれらは例外だろう。
真鴨や、皇居お堀端お引っ越しで有名なカルガモなどは正真正銘、本来の鴨類の正当な声の持ち主なのだ。

今は一年で一番寒い頃だが、常に変わらず水面に顔を突っ込んでいるのを見ると「がんばれよ」と声をかけてしまう。

“だみ声” への2件の返信

  1. この所机に座る時間がなくコメント途切れすみません。

    鳥の声、ホント色々ありますね。甲高いのからだみ声まで、激しいのから優しいのまで。鴨の声、なるほどだみ声ですか。声はかわいく愛らしいのがいいですよね。人間だってねぇ。でもそれを言っちゃあおしまいですね。

    カラスだってあんな不快感を催す威嚇的な声じゃなく穏やかで切なげな声だったらもう少し人に好かれたかも知れませんね。

    1. 鳴き声だけで鳥を言い当てるような人がいて驚きますが、声がいいと言うのは鳥に限らず好かれる傾向にあるようで、こればかりは本人にはどうすることもできない問題ですね。
      烏も八咫烏となればもう押しも押されぬ神話時代からのヒーローなんですけどね。

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