人間に遠くて近き寒鶫
今年は鶫(つぐみ)の姿を多く見かける。
もともと河原にはよくいるのだが大和川河川敷でも、散歩の行く手行く手に現れては人間が近づくとみえると10メートルくらいの距離を保ちながら間合いを図るようにしている。なぜだか「鬼ごっこ」しているようで、ぎりぎり近づくとさっと藪の中へ逃げ込むという具合である。
かつて霞網の最大の被害者で随分数を減らしたわけだが、今は食料にしようという人も少なくなってぎりぎり共存していけるわけだ。
追)鶫の句をさらにいくつか
彼我の距離測りをるよな鶫かな
横目して鶫は吾を警戒す
かすみ網って昔の人がよく使っていた網?
とりもちとは違うのですよね。
焼き鳥の犠牲になったのはひょっとしてツグミ君?可哀想にね~
霞網猟は食糧難ということもあって戦後しばらくは規制がなかったと聞いてますが、さすがに絶滅しかねないので昭和30年代に禁止されたのではないでしょうか。
ツグミは雀よりは二回りほど大きく、冬に渡ってくる頃には脂肪もつけて格好の食材だったんではないでしょうか。
鶫はムクドリと並んでよく見かける鳥ですね。庭にある木の実を食べによくやってきます。
色や柄は雲雀や雀と同じように地味ですね。
かつては食用のため霞網の犠牲になっていたのですか?知らなかったですね。
メジロは霞網や鳥餅の犠牲になっていたのは知っていましたが…。
ツグミというのは人に近いところにいますね。目が合うとそらすような仕草で構えているのが可愛いです。当地では年が変わってから随分目立つようになりました、