作句

冬帽子閉店セールで求めけり

閉店セールといいながら実際には閉店などしなかったり。

あげく改装オープンセールと銘打ってまたセールで客を呼ぼうとする。
そんな手口は見えているのだけど、いかにもワゴンなどに安そうな品物などを並べられるとつい手がでてしまう。そんなことはありませんか。

掲句は奈良町散策しているとき、仲間がたまたま帽子を忘れてしまって寒さしのぎに買ったときに浮かんだもの。出来不出来はともかくとして、作句というのはこんなふうに簡単に詠むのが一番だと思う。

“作句” への6件の返信

  1. あるある!!何度も閉店セールの広告が入ったかと思えば新装開店なんてね・・・
    ついつい閉店とあらば買わなきゃ!!という客の心理を上手くついていますね。
    近頃は客も賢くなってその手には乗らないぞと。

    あれこれ技巧に走るよりインスピレーションで詠むのが一番かも知れませんね。
    それもまた難しいのですが・・・

  2. 作句の心構えいいですねぇ。私もそう教えてもらってから楽になりました。要はうまく詠もうとする気持ちを捨てることだと思います。

    1. 問題は推敲をどうするかでしょうか。自分の言いたいことは言えたか?読む人にとって違和感なく伝わるだろうか?。。。。etc.

  3. 上手く詠もうとしない事、とても大事なことだと思います。
    これは句に限らず何ごとにも通じるようです。
    書道でも構えて上手く書こうとすると概して評価はよくありません。
    気楽に無心に書いたものが案外出来が良かったりするものです。
    その無心がなかなかね~

    1. ぱっと見て、これは絵になると思ったとき、すっと浮かんだ言葉。腑にすとんと落ちるというか、何の抵抗もなく口をついて出てくる言葉。言いたいことは言えた。そんなときは意外に出来がよかったりしますね。

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