築地塀の中で

姫石榴実の裂けしまま冬枯るる

姫石榴というのは園芸品種で、名の通り花も実も小ぶりで鉢仕立や庭植えにされる。

したがって、実を収穫して食するなどということは期待されてないわけで、たまたま見つけたものは霜に打たれたりして紅黒くひからびた姿をさらしているものだった。

白い築地塀のなかの光景で、かたわらに若々しい蕾を次々に開かせている蝋梅があった。

“築地塀の中で” への6件の返信

  1. 我が家のもどうも姫石榴のようです。
    同じような状態になっています。
    子どもの頃友人の家に大きな石榴の実がなりルビーのような種を一粒ずつ外して食べたものです。
    今では見向きもされません・・・
    いっとき石榴酒やジュースが流行ったこともありましたが。
    間もなく蝋梅も香りを放つ頃ですね。

    1. 今となっては石榴、通草のたぐいは食用というより観賞用のものになってしまいましたね。味としてもう一つということもあるのかもしれません。

      当地の蝋梅は今が一番初々しくかつ艶があって美しい季節のようです。

  2. 寒波襲来、北風も吹いて寒い朝でした。ものみな枯れる冬、そんな中で少しづつ花や実が残っているのもいいですね。こちらはまだ蝋梅もつぼみぐらいです。

    1. おや、蝋梅はこちらの方が早いですか。寒ければ寒いほど早い?のかな。
      今朝は予報ほど冷え込まず拍子抜けしています。明日からは寒波襲来とか。

  3. もう蝋梅が咲き始めたんですか。早いですね。
    春の走りというイメージがあるのだけれど、関東地方は今回の寒波で向こう1週間は最高気温も1ケタで、最低気温も0℃~1℃程度と見込まれ、この冬一番の寒さとなりそうです。
    我が家の地域の明日の朝の最低気温は氷点下5℃の見込みで、外の水道の蛇口の凍結防止でを施す必要がありそうです。
    昨晩は雪らしきものがちらつき、市の広報が道路の凍結に注意するようアナウンスしていたけれど、今朝の散歩では凍結した様子はなかったね。

    1. 神奈川県央というのは寒いのですねえ。当地も寒さのピーク時は零下5度くらいです。去年の例ではやはり大寒の頃でした。
      これから一ヶ月が正念場です。乗り切りましょう。

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