どんぶらこ

水鳥の早瀬追ふとも流るとも

どんぶらこ、どんぶらこ、と鴨が早瀬を下っていく。

パートナーを追っているのか、それとも瀬に流されているのか、どちらとも言えるが、それにしてもここは流れが急である。下へ流されてはまた上へ飛び、流されながら少しでも流れが緩いところ、澱みがあれば餌をついばむのに余念がない。

この冬もまた鴨たちがいつものところに群れ、春先になれば帰って行く。毎年変わらない営みである。

“どんぶらこ” への2件の返信

  1. 鴨と言えば今シーズン全く姿を見かけないんですよ。
    一体どうしたことかと不思議に思いつつ散歩をしております。
    こんな年は初めてなので考えられることは河川の土砂を掘削する工事が続けられていることです。
    でもこれはいつも鴨が群れているよりも下流なのですが何らかの影響があるのかしら?
    鴨のいない川は殺風景でよけいに寒さを感じてしまいます。

    1. 鳥というのは意外に敏感なのでちょっとした環境の異変も察していて、よそへ行ってるのでしょうね。いつも目を楽しませてくれたものがいないのは寂しいものです。
      これをきっかけに、さらに足を伸ばしてみるのもいいかもしれません。

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