生きる力

孫生えに確たる冬芽帯びる木も

木蓮の芽が目立つようになってきた。

よく見る木の中では、この時期木蓮の芽が一番大きいかもしれない。ちょうど目撃したのはまだまだ壮年期にあるのだろう、大きく刈り込みされても根元からたくさんの枝、孫生えがしっかり伸びていて、その枝にもたくさんの芽をつけている。まことに自然の成長力というのは驚異的ですらある。

なお、「孫生え」というのは春の季語だが、その枝にさえついた芽ということで許されるだろうか。

“生きる力” への2件の返信

  1. 孫生えという季語初耳です。
    季語って本当に多種多様で奥が深いのですね。感心してしまいます。
    歳時記を見てるだけでも学ぶことが多いですね。

    今日散歩中に珍しい光景を見ました。
    川の上から大きめの灰色っぽいサギのような鳥が舞い降りました。
    川面の白いサギが二羽美しい羽を広げて舞い上がったと思えば揃って水面に降りました。
    二羽は番いのように思われます。
    サギの種類はわかりませんが絵に描いたような光景でした。

    1. 灰色っぽい鷺というのは「青鷺」だと思います。相当大型の鳥で、羽を広げると羽の半分くらいが藍色をしていて、かなり粋な色の取り合わせの鳥です。
      鷺は夏の季語。年を通してみられる鳥なのでうっかりすると忘れてしまいます。

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