ケーブルカー今は昔に冬苺
奈良盆地が望める住宅地の一番高いところまであがった。
高台の標高は向かいの松尾山、矢田丘陵をゆうに超えていて、ふだんは頭しか見えない東山地の龍王山、三重県境の高見山などがはっきりと区別できるくらいによく見える。
久しぶりなので今日はこのまま信貴山まで登ってみようと思いたった。
ここから、かつてケーブルカーが敷かれていたという廃道の700メートルを直登すると、信貴山バス停に行き着けるからだ。もちろん人しか通らないので車にも気兼ねなくマイペースで登れる。桜を植樹してあるというがすでに落葉し目を楽しませてくれるものは何もない。耳に達するのもときおりの鵯くらいで、落ち葉を踏みしめる自分の足音だけがしているだけだ。
直登の半ばくらいに達してようやく赤い実を見つけた。冬苺のようだ。ガラケーに撮ってはみたものの使い物にならないだろうし、やはりデジカメでも持ってくるんだったと思った。
散歩の時は身軽、手軽を心がけていますが時に後悔します。
珍しい植物や鳥に出あったりするとやはり双眼鏡、カメラを持参すれば良かったな^なんてね。
カメラ持参が習慣になっていてなんでもカメラに収める人もいます。
例えば、ランチをいただく前にカメラに撮ったり。
私など撮るまでに食べてしまい半分ぐらい食べてから撮っておけばなんてことしょっちゅうです。
最近はスマホのカメラがよく写るし、そのままネットへ送信できるという手軽さがいいですね。パソコンではなく、外部で無償で保管するサービスがいっぱいあるのも便利です。写真なんてどうせ一度印刷してしまえばデータは不要になるし、印刷さえしないケースがほとんどなので、こういう手軽な使い方ができるのがいいと思います。
格安スマホで通信料も安いサービスが雨後の竹の子のように増えているので、ガラケーの電池でもいかれてきたら乗り換えようと考えています。