寒さに喝

万両や身の丈にそふ房の数

四年目の万両がようやく実をつけた。

玄関の一画に植えた万両2本のうち一本は根付くことができなかったが、残った苗が昨年新芽をすくすく伸ばすとともに、古い枝に花をいっぱい咲かせた。秋には青い実が徐々に赤にそまり、年末には立派な深紅の房を葉の下から垂らしている。
玄関ドアをあけると冷たい空気に身が震えるようだが、目に飛び込む朱い実が気合いを入れてくれるような気がする。

“寒さに喝” への2件の返信

  1. 千両、万両。冬の最中赤い実が鮮烈ですね。
    おっしゃる通り冬・寒さには気合いが必要なんでしょうね。まあ今は暖房あり、ヒートテックありですけど、昔は大変だったことでしょう。

    「冬が来た」 高村光太郎

    冬よ
    僕に来い、僕に来い
    僕は冬の力、冬は僕の餌食だ
     
    しみ透れ、つきぬけ
    火事を出せ、雪で埋めろ
    刃物のような冬が来た

    1. 体調は元通り、光太郎並みに力がみなぎってきましたか。
      今日は冷たい雨が先ほどまで降っていました。今年は寒い期間が、ことのほか長く感じてうんざりもしますね。さらに、関西は空がスカッとしないのも気を重くします。

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