柊を挿す家の札の篆書かな
戒壇堂近く、旧家とおぼしき家の立派な門に柊が吊られている。
鰯の頭こそ無いが今日はまさしく節分。
表札は真新しく篆書体で書かれているようで、下は「野」と読めたが上の字がどうしても読めない。
大仏殿まで行ったところでタイムアップ。後で聞いたが、二月堂に行けば節分会があったらしい。
後日談)漢和辞典「字源」をアマゾンで購入。旧仮名遣いだけど、よくできてる辞典です。家人の書道用にと買ったものですが、漢和辞典というのはほとんど使ったことがないので(部首索引とか苦手なんです)、辞典は古くてもなんだか新鮮な感じです。
それでも、隷書体はやっぱり読めません。
「篆書体」でしたか!あ~懐しいです。
昔、篆刻を少し嗜んでおりましたので、その書体の魅力を思い出しました。
「篆刻字林」等、本棚に並ぶ関係の書物を改めて眺めた今日でした。
表札に、とは・・・なかなか風流ですね?
昔の東大寺境内ですからね。寺に所縁の人とかが住んでるんでしょうか。なかなか雅でいてハイカラな印象を受けるお屋敷でしたよ。
我が家でも先ほど豆まきをしました。
今日のお昼は恵方巻きの丸かじり。
年初来の運の尽きを祓いたいですね。
昨年訪れた紫式部ゆかりの廬山寺では赤、青、黒の三鬼が蓬莱豆と福餅の力で退治されるそうです。
鬼が三色あるのは三毒、つまり貪・瞋・痴の煩悩を意味するそうです。
ラヂヲで言ってましたよ。海苔が喉に張り付きやすいので、お年寄りには太巻きでなく細いものがいいそうです。そう言えば唾液も心なしか少なくなったようで、何だか自分のような気がしてきました。
うちに撒くと猫たちがおもちゃにするので、豆まきは「鬼は外」だけ。歩道にこぼれた豆が今朝は踏みつぶされていました。これなんか句になりそうです。
福餅なら鬼も喜んで退散しようですね。
節分が過ぎ今日は立春ですね。金曜日ゴルフをと張り切っているのですが明日から雪予報。なんだよう~~、春はどうしたんだい!って悪態をついています。
当地の今日なんか風もなく、部屋にいるより外の方が暖かくて、そのまま金曜日にプレゼントしたいくらいです。四温二日目でしょうが久しぶりに体が軽い感じがします。