住吉さんの太鼓橋

反橋を袴からげて七五三

本来は11月15日が七五三。

実際には11月に入ればいつでも神社は受け入れている。
訪れた住吉さんはあいにくの雨だが、日曜日でそれも日柄がいいのか爺婆、父母を引き連れてこの日ばかりは神妙の子供たちであふれていた。
住吉さんの反橋の傾斜は相当なもので、大人であっても登りはいいとしても下りなどは最新の注意を要する。
3歳、5歳と小さく、まして着慣れない着物とあっては子供たちも大変だ。
大人に両手を引き上げてもらう子、千歳飴の袋を濡れた橋に引きづりながら渡る子、袴や着物の裾をからげる子、いずれも傘を差しながらのことだから端で見てもはらはらしてしまう。

それでも、誰もむずかることなく渡りきるのは、このあとさらに楽しいことでも待っているのだろう。

“住吉さんの太鼓橋” への6件の返信

  1. あの太鼓橋は反りが急ですから、雨の中慣れない着物姿の幼子はさぞ渡るのが大変だったことでしょうね。
    それも良い思い出になるのかもしれません。
    家族みんなに祝福されて、大切に育てられていることが実感できた一日だったことでしょうね。

    1. 池に映る橋を見るとまるで「円」ですね。相当な傾斜で雨と来た日にゃ幼きもの老いたものには難儀です。
      両親に手を引かれて渡る児などいい思い出に残るでしょう。

  2. いい句ですね。可愛い姿が目に浮かびます。
    住吉大社の反橋、革靴で行ったのでおっかなかったこと思い出します。

    1. この日は洋服の児は見かけなく、どういうわけか和装が圧倒的でした。住吉さんへの敬意なのかな?と思うくらい。
      折からの鉢菊も境内のあちこちに置かれて、本当に平和な光景でした。

  3. 大和路の明
    住吉大社の太鼓橋本当に大きい物なんですね。僕はまだ見たことがないんですが。ここ米子でも久しぶりに晴れ上がりました。夜明けが遅くなったので、なかなか布団から離れられません。今朝は少し暖かかったですが。
    先日は大変お世話になりました。近鉄沿線からの、大和路の秋の一端を味わうことが出来ました。かって都が有ったということで、伯耆路とは違う荘厳さを感じることが出来ました。また食卓一杯の心からのおもてなし誠に有難うございました。奥様には、くれぐれもよろしくお伝えください。今度は是非山陰の地にお出かけください。また来年も行けるように健康げありたいと願っております。お互いに。
    追伸
    ご紹介のあった本入手しました。寝る前にルーペを持って読んでいるのですが、1ページも読まない間に眠りに落ちています。出だしも難しくこのペースではいつ終わることやら。ステップバイスッテプ残された人生もこうありたいものです。

    1. 短い時間でしたが楽しかったですね。
      これからも高安にお出でのついでなどぜひご夫妻でお越しください。

      朝起きると大山が見える環境は最高ですね。
      とくにこれからは雪をかぶった山の荘厳さは例えようがないくらいだと思います。日本海の海風に打たれての冬の散歩は厳しいでしょうが、気分が引き締まることでしょう。

      たしかにルーペを使うほどではないですが、最近は文庫版を読むのが辛くなりました。古い版のものともなるともう読む気も失せますね。
      おたがい、好きなことだけやって無理しないよう、ストレスをためないように気をつけましょう。

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