剝落隠しようなく

バス降りて一ㇳ日の旅の鰯雲
瓶口に牧のミルクの爽やかや
変哲のなきコスモスの寺なりし
コスモスの花の名借りて露の寺

今日のまほろば吟行はコスモス寺の般若寺へ。

平城京の鬼門を守る寺で、例の重衡の南都焼き打ちにあったことでも知られ、鎌倉時代の再建を経て今日に至るが、さしもの古刹もいくばくかの剝落は隠しようがないようである。
それを補うべくと言うことであろうが、境内にコスモスを育てて参拝客を呼ぼうということだが、寺のあちこちのほころびに心なしかあはれを催す。
気分転換は寺の裏、というか寧楽坂の街中にある小さな牧場を見学して味の濃い牛乳をいただいたこと。

2 Replies to “剝落隠しようなく”

  1. 南都焼き討ちには東大寺や興福寺だけでなく般若寺も入っていたのですか。
    重要な文化財も灰になってしまったのですね。

    きょう日中は暑かったけど久しぶりに鰯雲が見られました。
    東の空にはもうすぐ満月を迎えようとするお月様も顔を見せ始めました。
    時折吹く風も心地よいです。

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