乳根の神木

洞すらも朽ちかけ神の銀杏かな

一言さんの乳銀杏が黃葉してないかと訪ねた。

神職の話によると、例年11月下旬が見頃だという。
地理的にいうと葛城の山裾にあり、盆地より高い位置にあるので気温も低く一般より早く黃葉しそうだが、樹齢千年を超え、しかも倒木寸前まで樹勢が弱っているのが原因だと思われる。

盆地に降りれば、やはり銀杏は盛りまであと1週間くらいかと思える黃葉具合である。

“乳根の神木” への2件の返信

  1. 数日前の事、名古屋駅へまっすぐ伸びる桜通りを歩いていた。
    この通りは桜並木ではなく銀杏並木が駅前まで続いている。
    黄葉にはまだ間がありその日は汗ばむ陽気で落ちた銀杏が悪臭を放っていた。

    樹齢千年とはすごいですね。
    何とか樹木医の手を借りて生き延びて欲しいものですね。

    1. 幹直径の太いところで3メートルはゆうに超えていますが、根元の洞はほとんど欠落して三分の一程度しか残ってません。その樹皮の厚みも1メートルあるかどうかという、全体の重みすら支えきれないか細さで倒木寸前です。
      しっかりとした支柱でなんとか倒れずにいると言う状態。世代交代のための苗を育てているところだそうです。
      鎌倉は台風でやられ苗からの再生ですが、こちらもいずれは。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください