クールジャパン

水澄むや熊野を落とす筏衆

熊野川上流の北山川を流す観光筏が人気らしい。

全長30メートルに及ぶ筏が激流をうねるように下ってゆく。
客は転落防止の手すりにつかまり立ちのまま、飛沫を浴びるまま1時間ほどのスリルを楽しむ。
従兄弟の子が町から帰ってきて筏の仕事についていると聞いているが、こんな熊野の山奥にも外国人が訪ねてくれたり、探せばどこにも魅力を掘りだせるものだ。
IRかなんだか知らないが、日本人に馴染みのうすい博打リゾートを作って何のクールジャパン、日本再発見、再発掘になろう。

“クールジャパン” への2件の返信

  1. 30メートルの筏とはまた勇壮ですね。
    ましてや熊野の激流、相当の技術がいりそう、この筏に観光客が乗るのですか。勇気がいりますね。
    日本ライン下りや天竜下りの比ではなさそう・・・

    かつては木曽のヒノキを筏により名古屋港へ運んでいたという。
    この材木を筏師は竿一本で巧みに繰っていたらしい。
    今でも名古屋の港まつりでは「名古屋港筏師一本乗り」と言う行事が行われています。
    自信のある人は誰でも参加できるようですよ。

    1. 観光と言うよりアドベンチャーですね。足腰の自信のない老人子供はご遠慮くださいみたいな。
      昭和30年代前半までは、木材集積地の新宮まで筏師が運んだ歴史があって、その技術をもとに村おこしで始めたのでしょう。昔プロペラ船、今はジェット船の瀞八丁めぐりといい熊野川北山川は魅力満点です。

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