刈り入れ近い

曼珠沙華真神原の畦にかな

真神原(まかみがはら)とは飛鳥寺を中心としたエリアをさす。

「真神」とは狼を神格化したもので、WIKIをそのまま転記すると、
『真神(まかみ)は、日本に生息していた狼(ニホンオオカミ)が神格化したもの。大口真神(おおくちのまがみ、おおぐちまかみ)、御神犬とも呼ばれる。
真神は古来より聖獣として崇拝された。大和国(現在の奈良県)にある飛鳥の真神原の老狼は、大勢の人間を食べてきたため、その獰猛さから神格化され、猪や鹿から作物を守護するものとされた。
『万葉集』巻八には「大口の まかみの原に ふる雪は いたくなふりそ 家もあらなくに」(舎人娘子)と記され、少なくとも(大和国風土記の逸文と合わせ)8世紀からみられる。
人語を理解し、人間の性質を見分ける力を有し、善人を守護し、悪人を罰するものと信仰された。また、厄除け、特に火難や盗難から守る力が強いとされ、絵馬などにも描かれてきた。』

刈り入れが近い飛鳥の畦には曼珠沙華が咲き乱れている。
入鹿の首塚に手向けるようでもあるし、入鹿の血潮であるようにも見えてくる。

“刈り入れ近い” への4件の返信

  1. 日本全土、獣害に悩まされている地域に「真神」がおわしませば助かりますのにね~
    飛鳥には曼殊沙華が似合いますね。

    昨日から朝晩の涼しさに気を良くし車を止めウオーキングで体操教室に行った。
    歩くといろいろ新発見がある。
    緑のアスパラのような茎から曼殊沙華が赤い頭を出している。
    堤防の草刈りが始まったようで積んだ枯草からいい匂いが漂う。
    時々虫の声も聴かれる。
    薄の穂はまだ出ていないが明日は来客の予定なので数本取って玄関に生けたた。
    台風接近で昨日のような秋の空には程遠い。
    龍神様、ほどほどの雨にしてください。

    1. そちらでも彼岸花が咲き始めましたか。
      草刈りを待ってたようにして咲きますね。逞しいというか。面白いものです。
      豊の秋ですが、台風が悪さしないように願うばかりです。直撃されそうなので、明日は庭のものを片付けておかなきゃね。

  2. ミサイルが飛ぶは、台風が来るはと、何ともせわしく落ち着かぬ週の半ば、3日ほど三重に滞在しました。

    1日はゴルフ、1日は家周りの掃除。それでも足りなく1日は剪定、庇の修理。とても畑にまでは手が回らない。

    しかし夜はあいている。
    友人が用意してくれた「もくずがに」、地元では「ずがに」。よく聞くと上海ガニと同種とか。何せ上海ガニを食したことの無い身には、比べようもない。

    昔読んだ團伊玖磨先生の随筆によると、鋏に多少の特徴があるほかは、味・姿共に全く区別が付かないとか。

    しゃべるのがメインのはずが手も口も忙しく、これじゃとてもおしゃべりにまでこれまた手が回らない一夜でした。

    1. やるべきことは雨の前に済ませてよかったですね。三連休どころか四日連続で雨籠もりを強いられそうです。

      髭だらけの足が藻屑だと思いますが、料理のときは取れてしまうんでしょうか。そうだとしたら両者はたしかに区別つかないですね。
      私には、ワタリガニも加えて見分けがつきかねまする。

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