延着の会誌ひもとく暮の秋
消印は先月末日とある。
それが今日やっと届いた。都合四日かかったことになる。
同じように、通常なら毎月月頭にくる結社の会報も今日届いた。
いずれも、隣の大阪や兵庫という近距離からの投函だ。
宅配便最大手や通販大手を利用することも多く、だいたいが翌日に到着することが当たり前なので彼我のサービスレベルの差は言葉にならない。
それに、だいいち郵便というものは午前中に配達されるのが常識だという感覚があるので、夕方、へたすると午後6時を過ぎて届くのが常態化しているのにも呆れかえる。
道路を隔てた向かいのブロックには午前中に配達するのを見るにつけ、いったい管轄の郵便局はどうなってるんだと文句でも言いたくなる。
郵便局は子どもの頃から最も身近な存在であった。
貯金には縁がなかったが母子で手紙を書くことが大好きだったし切手や葉書はいつも用意されていた。
郵政民営化がもたらした結果はサービス低下。
お向かいの家への配達員に郵便物あればいただきますと声を掛けたら順番がありますと言ってバイクを噴かして行ってしまった。
道路の反対側の我が家に配達されたのは30数分後であった。
お向かいとこちらとの時間差は6時間。一丁目と二丁目とでそんなに違う?まったく納得いかない。
何より、夕刊よりおそい配達なんて考えられない。
こうなると100%配達されているのかどうかも信用できなくなります。