振り分けて縄目緩まず吊し柿
柿すだれくぐり茶飲みの友来たる
西吉野産の百匁柿を干してみた。
大きいものは百匁にもなるという釣り鐘型の柿である。
縄の両端に一個ずつ吊したのだが、その重いこと。
今日で三日目だが、わずかに色が濃くなってきたようだ。
もう少し表面が乾けば、一回目の揉み揉みをしなければならない。こうすることで、早く仕上がり渋も抜けやすいということらしい。
去年もトライしたが、意外にうまくいったので今年も期待している。しかも去年のものより一回りでかい実なので、食べ応えがありそうだ。
十一月は好天が続くことを祈りながら。
10月の悪天候を取り戻すかの如く秋晴れが続き有難いです。
昔の目方の単位は肉100匁、砂糖1斤とか言う単位でした。
そんなに古い話ではなくまだ昭和30年代には使っていたような・・・
ところで百匁柿ですが100匁は375g、かなり重いですね。
この柿は籾殻の中に入れておくと渋が抜け甘く熟する柿のことでしょうか?
半渋柿だとか。寒冷地など栽培条件によっては渋が抜けきらないと言います。西吉野は山の中なので、渋抜きして食べるように書いてあります。