産土の杜明かるうす台風禍
久しぶりに家の近くを散歩した。
いつもなら車でばあーっと投函に行くところ、今日はまさに散歩日和なのでちょっと遠くのポストまで足を延ばした。
広くて真っ直ぐな舗装路を歩くのはちっとも面白くないので、近在の集落を抜けるようにして秋を堪能するルートだ。
辻つじに金木犀が香り、白萩赤萩が揺れて目も鼻も喜ぶ。
帰路は、信貴山への旧参道をたどり二十丁の里標を発見。下の集落ではたしか二十二丁だったので、お山へのだいたいの距離が推し量ることができる。毎日のようにこのあたりを歩いていた時期には、お山へも何度か登ったが、怠け癖がついた足のふくらはぎが悲鳴をあげてしまい、いたく反省の日であった。
途中二つの八幡さんに立ち寄ったが、ひとつは室町時代の重文社殿をもつもの、ここではボランティアの人が掃除中でよく整っていたが、他方は境内はきれいに掃き清められているが、鎮守の杜には台風で折られたと思える枝が散乱しており、片付けもはかばかしくないようだ。二つの鎮守さんともに宮座十人衆によって支えられており、担い手の高齢化なども影響しているのだろう。
ちょっと足を延ばせば近隣にはとっておきの散歩コースがあるのですね。
いきなりの遠出は足に負担がかかるので少しずつ距離を延ばすのはいかがでしょうか。
私もぼちぼちウオーキングをと思いつつ一旦怠け癖がつくと元に戻すのは容易ではありません。
又明日からは台風の影響で悪天候、台風後の秋晴れには、と伸ばし伸ばししているうちに寒くなりそうで悪循環。
なんだか今の状況はすべてが空回りしてドツボにはまっている感じ。
早く抜け出したいのはやまやまですが焦れば焦るほど改善しないのが悲しい。
信貴山への坂は、かつてケーブルカーを敷いていた道路なので斜度が結構あるんです。途中県立高校があるんですが、毎日の登校も大変そうです。
かつてはその高校まで登り、下りは龍田大社方面へ出るのがいつものルートだったんですが、これは結構あるんですよ。秋から冬にかけてのシーズンでないととてもチャレンジする気にはなれない道です。
まずはその高校まで登り、近回りで帰ってくるのを目標としましょう。