穭田の伊勢路弥栄穂の垂るる
伊勢平野はどこまでも青かった。
どこもここも孫穂が垂れて、北国と違って雁の仲間が来ないわけだから、雀たちくらいではとても食べ尽くせないくらいだ。
もしかすれば、鹿とか猪とか獣たちが降りてきて、ますます里は騒がしくなるのだろうか。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
穭田の伊勢路弥栄穂の垂るる
伊勢平野はどこまでも青かった。
どこもここも孫穂が垂れて、北国と違って雁の仲間が来ないわけだから、雀たちくらいではとても食べ尽くせないくらいだ。
もしかすれば、鹿とか猪とか獣たちが降りてきて、ますます里は騒がしくなるのだろうか。
地域の田んぼも先週あたりやっと刈り取られ稲の株が茶色く残っています。
伊勢平野は豊かな大地ですね。青々とした穭田の風景が目に浮かびます。
晩秋の伊勢路を走り抜けるのは月が替わってからになるだろう。
ひと月ご無沙汰すると風景はすっかり変化していることに気づかされる。
二三日前にジョウビタキの声を聞きました。いよいよ里は秋を深めています。青い穭田もやがて一様にうら枯れていくのでしょうね。