金と銀と

控へ目といふもこの香は銀木犀

ここ数日庭に出るとかすかに甘い香りがする。

風向きによるのだが、風下になるときしか香りが届かない。
いわゆる、一般に木犀と呼ばれる「金木犀」に比較して「銀木犀」の香りは控え目だからである。
昨日はいつもの散歩コースでそこはかとなく漂う甘い香りに思わず周りを見渡したが発見できずじまいだったが、今考えるとあれは間違いなく木犀のものだったのだと。
地方によってはまだのところもあるようだが、当地はすでに木犀日和、木犀の季節となった。

“金と銀と” への2件の返信

  1. 花の香りが季節の訪れをしらせてくれます。
    この頃耳の聞こえもさることながら嗅覚も衰えているような気がします。
    特にかすかな匂いに鈍感になったような・・・
    秋の金木犀、春の沈丁花や蝋梅など風に乗って香りを伝える花は素敵ですね。
    我が家のはまだ香りませんが。

    1. 銀木犀は不思議ですねえ。風がないと香りが届きません。それくらい微かな香りなんですよ。
      目はそうとう衰えましたが、鼻はそれほどでもないようです。

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