あかあかと刈田なめゆく火の走り
田植えが済んだばかりの田に煙が上っている。
火の走った跡は落ち穂や株が黒くなって、ついこの間まで黄金の世界だったとは思えない変わり様である。
先日盆地の田が焼けていると書いたが、実はあれは虫害であることをニュースで知った。うんかの仲間が株元から食い尽くして、これが盆地の広い範囲に及んでいるとのこと。
収穫は例年の半分程度にしかならないとのことで、農家は頭を痛めていることだろう。
早くに田を焼くのは、このような虫に犯された田の消毒をかねているのかもしれないと思った。
虫害によって丹精込めた田んぼの収穫が半減するとは大変な痛手ですね。
今年の全国的な米の出来はどうなんでしょうね?
他の県からはこのウンカ被害のニュースがありませんので、盆地だけの現象かもしれません。
稲刈りが最も遅いというのもハンデだったのかも。