使い道

竹伐って古墳の裾を明るうす

竹が全体を覆っている。

もはや墳丘の形も覚束ないほど茂るに任せているが、ある日通りかかるとすっかり裾刈りされていて墳丘のおまんじゅうが姿をあらわした。
伐られた竹はすべては持ち帰られることなく散乱している残渣もあるが、古墳にしてみれば久しぶりに風が通ってさぞすっきりした気分であろう。
竹は陰曆8月頃に伐るのがいいと言われそれが季語として定着したのであるが、今では竹の使い道もかぎられ需要もめっきり減ってそのような配慮も顧みられることもまれであろう。

“使い道” への2件の返信

  1. 田舎でも竹藪の荒れようはひどいものです。
    何処の持ち主かもわからないような藪があちこちに。
    春になるとそこにタケノコがあがりその恩恵にあずかれるのですが・・・

    1. 植林も竹林も放置されるがままという場所が目立ちますね。里山に人手がかけられなくなって獣害がさらにひどくなってます。
      いたるところで猪垣、鹿垣を見ることができます。
      借りている菜園はモグラ君が害をなす程度で済んでますが。

ほだか へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.