大陸の空気深々秋の肺
大陸性高気圧が来るからからりとするというのが予報。
蓋を開けてみればなんのことはない。ちっとも晴れないは、空気はじめっとしてるは。
天気を当て込んで予定した仕事に手をつける気がしない。すっかり暑さにいじけてしまった体が言うことを聞かないのだ。
来週は早くも秋雨前線が停滞するという予想なので、それまでにやるべきことは多いのだが何ごともお天気次第という暮らしになれてしまった身としてはそれも止むなし。
菜園仲間の長老がしばらくお顔を見せないなと思っていたら、なんと盆の集まりでコロナに感染されて10日ほど自宅療養されていたと聞いた。御年からすると無事生還されたのはまことに不幸中の幸い。どんどんコロナが身近に迫ってきている現実に恐怖すら覚えるのである。
昨日は思いもよらない涼しさにホッとする思い、日中は暑さが厳しいがそれもからりとした乾いた暑さ。しかも夕べは扇風機もいらずに眠れた。
しかしながら冷蔵庫が少し前から調子悪かったのが完全アウト、家電屋さんが来て一日中てんやわんや。それには訳がある。
我が家の水回り(風呂、洗面、キッチン等)がすべて二階にある。
大型冷蔵庫を階段から入れることは無理なので今まで二階窓から滑車を使って手動で納めていたがそれが法律上できなくなりクレーンを利用しなければならなくなった。
その為に今後は年齢の事も有りコンパクトな製品に入れ替えることにした。
それでも今まで使っていたものをクレーンで降ろさなければならない。
そんなこんなで一日中、冷蔵庫に振り回されて疲れ切ってしまった。
しばらくコンパクトな貸し冷蔵庫を使用することになった。
30年前は想像もできない現実にやや驚いている次第である。
ピアノとか大型家電、家具とか。もう簡単には移動できませんね。
若い頃は体力にものをいわせてやったことは、もう遠い記憶の中だけ。何ごとも無理しない。倍の時間をかけても気にしない精神で。