虫の知らせ

町の灯を雲に映して無月かな

町明かりのある雲。

雲が低い証しであろう。
夕方4時頃大粒の雨が突然降ってきて、一時間くらい降ったろうか。今日の月は無理かなとあきらめていたら、夕方7時頃突然隣町のものと思われる季節外れの打ち上げ花火が聞こえてきた。花火に照らされて雲が明るくなる。
今日は上がる方向が甍の正面、東南のためいつも以上の人が外へ出てきて楽しんでいる。
今日は仲秋の名月。雨の後涼しくなって虫の声が爽やかである。ただ今日家人に言われて気づいたのであるが右の耳がやや遠くなっているらしい。
庭を右に座ると庭の虫が判然としないのである。左を向ければはっきりと聞き分けられる。
虫の知らせと言うのではないが、虫のおかげで思わぬことを知ったというわけである。

“虫の知らせ” への2件の返信

  1. 心配された空も今日は大丈夫そう。見事な中秋の名月であった。
    今も窓から真上にはっきりと眺められ久しぶりに雨の降らない一日であった。
    友人と名月の贈答歌を詠みあう約束をしていたが私のは駄作であった。

    年々私も耳が遠くなり聞き返す事が増えている。
    10年以上も前に突発性難聴を患っているので左耳の方向は聞こえが悪いけどまあ何とか日常生活には差し支えない。

    1. 昨夜はその後雲間がでて月が見られたようです。というのも、今朝家人に言われて知ったからです。
      次回の兼題の一つに「雨月」があります。これもまた難しい題です。
      電話は左で受ける習慣なので、右耳のことはいままで気がつけませんでした。いまのところ特別困ったことはありませんが、これからは意識して左に集中するよう気をつけていきたいと思います。

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