冬近し

羽二重の嬰のこぶしや冬隣
シャツのボタン首までかける冬隣

朝晩の気温差が大きい日が続く。

昼間は二十度くらいとなるのでまだまだ秋だと思うが、朝晩の冷え込みはもう冬がそこまで来ていると思われる。
暑い、暑いと言っていた夏だが、気がつけばいつの間にか立冬の七日は目の前に来ている。
長袖のシャツのボタンも首までかけなければ肌寒く感じるこのごろである。

“冬近し” への4件の返信

  1. 今日は立冬であるが朝の冷え込みは少ない。穏やかな毎日が続き晩秋を楽しんでいる。
    昨日は日本大学駅伝で母校がお伊勢さん迄の106.8キロの伊勢路を走った。
    初出場ながら五位入賞は快挙である、新年の箱根にますます期待大である。
       熱田より故郷伊勢路へひた走る秋の陽浴びてかがよい止まず

  2. 羽二重の嬰のこぶしや冬隣
    シャツのボタン首までかける冬隣

    「冬隣り」ときくと、ちあきなおみの名曲を想い出します。隠れた(?)名曲中の名曲で、”地球の夜更けは寂しいよ”なんてフレーズにはぶったげます。そのイメージで、嬰(みどりご?)のこぶし。その隔絶さが『冬隣り』、なんですね。

  3. あの曲は何を隠そう、大好きなちあきの歌のなかでも一番好きですね。最愛の夫を亡くしたなおみにとっては、録音時にまさか現実の話になるとは思わなかったでしょうに。それだけに聞けば聞くだけ涙を誘います。まさに絶唱です。
    「嬰」はこの場合「やや」と読んでください。関西では赤ちゃんのことを「ややこ」と言いますよね。関東では馴染みのない言葉です。

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