修行

ブレードに消えてしまひし蓼の紅

あ、紅い花。

背の高い草に混じるのは赤のままだと思った。
それも一瞬のことで草刈機の刃が一気に吹き飛ばしてしまった。
夏草はまだまだ衰える気配はなく、秋にもう一度刈らねばならない。
赤のままのように背の低い冬草が主役を務めるのはその先だ。
今年は雨が少なく、その分かどうか一旦降ると猛烈な勢いで草丈を増す。その勢いたるや恐るべしである。
その草に負けて南瓜は不作。だが一方で一旦終わったと思われた西瓜が復活してきて、今になって花を咲かせ受粉にも成功したようでみるみる直径10センチほどに育ってきた。まさに「禍福は糾える縄の如し」で、悪いこともあればいいこともあるものだ。一喜一憂しても仕方がない、とは言うてもやっぱり草は憎い。修行が足りないようである。

“修行” への2件の返信

  1. 堤防の草が刈り取られ歩きやすくなったと連れ合いが言う。
    我が家の草も伸び放題でもう一度草刈りが必要なようである。
    またモッコウバラがつんつんと枝を伸ばし一晩で10センチほども伸びている始末である。
    縮んでいるのは私ぐらいかしら?

    1. 堤防道というのは、たしかに草が伸びていると道幅が狭くなって歩行者にも車にも不都合ですね。すっきり刈られるとこんなに広かったのかと驚くことがあります。
      背も体重もずいぶん縮みました。骨格がゆるみ筋肉が落ちてきているのは間違いないところ。

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