十六夜

パソコンの電源落とす虫の夜

微かだが聞こえたような気がした。

エアコンの要らない夜となって、窓を開けていても今年は虫の声が届かない日が多い。
どうかして聞こえる夜もあるが、虫すだくにはほど遠く耳を澄ませてようやく聞こえる程度なのである。
十六夜は虫も遠慮がちなのかもしれない。
昨夜は名月、今夜は虫の声に耳を澄まそうか。

“十六夜” への6件の返信

  1. せっかくの十六夜と言うのに今夜は今にも雨が落ちてきそうで後の月は楽しめそうにない。
    せめて虫の音でも聞こえれば秋を感じられるのに・・・

  2. 後の月を勘違いしてました。
    後の月は旧暦九月十三夜の月の事で十五夜の翌日のことだと勘違いでした。。

    1. 後の月ともなると夜は相当冷えてきますので(昔は)、十五日を待たず十三夜を愛でたようです。十分に明るいものですからね。昔の人はそんなわずかなところをとらえる自然観察眼を持っていたのでしょう。

  3. 今、勝手口のドアを開けたら雲の間を縫ってお月様が顔を出しました。
    昨夜のような雲一つない望月ではありませんが雲の流れが景色となってこれも有りだなと得した気分です。

  4. パソコンの電源落とす虫の声

    ん?
    微かな虫の声を確かめるために、“パソコンの電源を落とす”・・??
    パソコンってうるさいですか?

    1. 理屈を詠んだら俳句になりませんので、ここは虫の声を聞くためにPCを落としたという解釈は面白くありません。むしろ、心理的に今夜はもうPCなど忘れて秋の夜長を味わおうという気分なのです。すると、たまたま虫の声が聞こえてきたと。
      句としては「虫の声」より「虫の夜」のほうがよかったですね。

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