冬の田へ

屑藁の濃きうすきをく刈田かな

稲刈りが終わって急に寂しくなった田。

コンバインに切り刻まれた藁やら、早いところでは籾殻さえも置かれているところがある。これらはいずれ冬耕、荒起こしによって鋤込まれるのであろうが、水鳥も来ない刈田となっては冬は長い。
この辺りは二期作もなくこのまま冬を越すので、静かなしずかな棚田の景色が広がるのみである。

“冬の田へ” への2件の返信

  1. 収穫後の刈田は何やら茫々とした侘しさが漂います。
    三重では夏の頃からすでに青々としたひこばえが目立っていましたが・・・

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