藷づくし膳にくちたる茶粥かな
昼食に藷天のうどん。
デザートは焼藷。
そりゃあ腹がいっぱいになるな。しかも藷は腹保ちがいいのでなかなか腹が空かない。
ということで、夜はあっさり系の茶粥となった。
水が大半を占めるから腹が重たくならない。茶漬けよりも軽いくらいで、疲れた胃には具合がいい。
畑で穫れたものの小鉢がいくつか並び、腹くちてる割には食がすすむ。いかん、いかん。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
藷づくし膳にくちたる茶粥かな
昼食に藷天のうどん。
デザートは焼藷。
そりゃあ腹がいっぱいになるな。しかも藷は腹保ちがいいのでなかなか腹が空かない。
ということで、夜はあっさり系の茶粥となった。
水が大半を占めるから腹が重たくならない。茶漬けよりも軽いくらいで、疲れた胃には具合がいい。
畑で穫れたものの小鉢がいくつか並び、腹くちてる割には食がすすむ。いかん、いかん。
茶粥の習慣がないせいか一度も食べたことがありません。
紀伊地方では外食でも茶粥が供されるのでしょうか?
それともこれはそれぞれの家庭の味があるのでしょうか?
奈良公園付近の茶屋などで出されています。どれもこった粥と副菜ですが、やっぱり焙じ茶を沸かした釜に生米をぶっ込んでぐらぐら30分ほど焚いたのがシンプルでいいです。おかずは沢庵だけでもいけますよ。熊野なら秋刀魚の丸干しが定番ですが、いまはいい秋刀魚が手に入らないのでどうなったのやら。
餅、南瓜、サツマイモなども放り込んでもいいです。また、米が泳ぐほど水を多く使うので、一杯目は椀に冷や飯をぶちこんだりして熱さを冷ましながらいただくのがいいです。二杯目くらいからは適当に食べやすい温度になり、米の粘度も上がりますから冷ましは入れないでオーケーです。
家でつくるには、適当な茶袋、なければ煮出し用紙パックに焙じ茶を入れて釜で湯を沸かし、沸騰したら生米を一合かちょっと(二人前)適当に放り込み、蓋をしながら強火で吹きこぼしに注意しながら30分ほど煮ます。米に花が咲いたら(ふやけてきたら)火を止め、茶袋を取り出してちょっと塩を振るとできあがり。水は米がふやけても泳ぐほどたっぷり使います。物足りない人は、餅でもサツマイモでも里芋でも何でも好きなものをぶち込めば、甘くてとろみの聞いた茶粥のできあがり。
普通の粥と違って茶粥はぐらぐら煮ますので、釜は土鍋のような浅いものではなく深いものの方がいいです。機会があればお楽しみあれ。
藷づくし膳にくちたる茶粥かな
「昼食に藷天のうどん。デザートは焼藷。」
スーパーの入り口近くには必ずと言っていいほど「焼き芋」の販売機があります。安いんですね。ミニカーで回ってくる焼き芋屋さんは、一本300円。でもスーパーは150円~200円。それに、きんとんのように甘いのです。確かに、姉の旦那の実家、和束で頂いた茶粥にはおいもさんが入っていた記憶があります。
焼藷は今そんなに安くなってますか。ひと頃は一本千円してましたから、家族で一本ずつなんて冗談じゃないという感じでした。もんぶらんの倍もするなんて。
新聞で読みましたが、今はよく出来てる機械があって早く大量にできるそうですね。煙を吐きながらリヤカーを引いていた時代は遠いかなたになったもんです。
昔、子供時代に竈を使っていたころ茶釜と言う鉄鍋なるものがありました。
これは茶粥を作るためのものだったのか今となっては聞くすべもありません。
でも一度茶粥を機会があれば作ってみたい。
お茶はほうじ茶がいいのでしょうか?
竈の釜は蒸したり、炊いたりいろんな用途があります。
茶粥を炊くときわが家は土鍋の深いタイプを使います。厚みがあって熱がこもるので具合がいいようです。
煎茶、番茶などは苦みなどがでますので、ぐらぐら炊いても風味が失われない焙じ茶が適していると思います。濃く出るようにしっかり入れます。