術前のリスクつぶさに聞く小春
外はうららのいい天気。
来院者が引きも切らない地域病院の眼科で長く待たされた。
自分の手術ではないけれど家族にも事前説明の日である。待つ間の退屈な時間をつぶすべくスマホをいじったりするが、それもすぐに眼が疲れてしまう。そこに目に止まったのがセルフ血圧計。例の腕をわっかに突っ込むとぎゅっとしぼられて一分ほど、小さな紙に印字されて結果がでてくるやつ。家人はいつも普段より高めに出るとこぼしていたが、逆に低い数字が出た。
それではと家人も測ってみたが、案に反して今日は低く出て狐につままれた様子。
ややあって、お互い笑い合う、いい小春日和となった。
が、順番がきて、二回目の手術とあって気楽に望んだが今回の若い先生はやたら詳しく、これもインフォームドコンセントを得るためのものであろうことは容易に察し得るが、まれのケースを並べられるのも困惑するばかりである。
今や医院だけでなく金融機関のロビーにまで血圧計が置いてある。
何故か病院では高めに出るのに銀行では低めに出る不思議。
これも場所によるものであろうか?
自宅の家庭用血圧計は高く出たり、いろいろばらつきがあって困ったものです。同じもので継続的に測るのがいいのでしょうね。