婆さまと僧侶ひとりの地蔵尊
日中、強い日差しのもとで地域のお地蔵さんに読経が手向けられている。
お地蔵さんには子供たちに配られるであろうお菓子などが供えられ、まわりには提灯が飾られて今日がお地蔵さんの縁日である地蔵盆であることが一目瞭然。おかしかったのは、背高の僧侶が読経しているあいだ背伸びするようにして婆さまが日傘をさしかけている光景だった。2時間ほどのちに通りかかった時には、もうお供えも提灯も下げられてすっかり日常が戻っていた。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
婆さまと僧侶ひとりの地蔵尊
日中、強い日差しのもとで地域のお地蔵さんに読経が手向けられている。
お地蔵さんには子供たちに配られるであろうお菓子などが供えられ、まわりには提灯が飾られて今日がお地蔵さんの縁日である地蔵盆であることが一目瞭然。おかしかったのは、背高の僧侶が読経しているあいだ背伸びするようにして婆さまが日傘をさしかけている光景だった。2時間ほどのちに通りかかった時には、もうお供えも提灯も下げられてすっかり日常が戻っていた。
地蔵盆なんて習慣があるのですね。仏教なんだから当然なんでしょうか。お寺さんと地元が結びついた行事、背伸びしているお婆ちゃんがいいですね。
地蔵盆という風習はどうやら関西以西のようですね。三重でも記憶がありません。本来子供たちのお祭りなんだけど、少子化のせいでしょうか、子供のいないお祈りというのは何だか寂しく感じました。