ジグザグ・ライン

外海を隔つ島にも稲の秋

淡路島を貫く本四連絡道を走らせていると、高度のある部分を走るせいか瀬戸内や大阪湾がよく見える。

須磨から島の北東端に入るとその後は一旦島を横断する形で西側に向かう。そこは、いわゆる「北淡」で海岸線に沿って南へ「サンセットライン」が続く。明石海峡や瀬戸内が思いの外広く見え、名前の通り夕照は素晴らしいものに違いない。
今度は、そこから逆に折り返し東へ横断する形で洲本市へ。そこからまた、西へ向かい「西淡」地方となる。
このように、西に東にジグザグに、遠く近くに大阪湾、瀬戸内を交互に眺められるすばらしいドライブであるが、そのあいだには畦がよく見えないほど実った棚田があったり、鳶が上昇気流をとらえて輪を描いたりする山際をかすめたりする。

わずか30分足らずだが、変化ゆたかな島の景色にいやされる思いがした。

“ジグザグ・ライン” への6件の返信

  1. 淡路島と言えば玉ねぎと灰ワカメぐらいしか知りません。
    初めて灰ワカメを戻した時は驚きました。だって10倍ぐらいの量になるんですもの。

    瀬戸内海に架かる橋は一体何本になるのでしょうか?
    島に渡るのも便利になりましたね。

    1. 灰ワカメというのは知りませんでした。鳴門では特産ワカメが土産品として並んでいましたけど。
      本四架橋というのは3本ですよね。淡路ルート、児島ー坂出ルート、尾道ー今治ルート。尾道ー今治ルートはレモン、オレンジが美味しそう。

  2. 淡路島って瀬戸内海を塞ぐ形になっていてあの辺の地形は面白いですね。景色もよくいいドライブだったことでしょう。中国ミッションを祖谷渓に案内し翌日午後に関西空港まで送り届ける時淡路島から大阪湾をぐるりと一周しました。淡路島と和歌山(紀淡海峡)を結ぶ橋でもあれば簡単なのに。

    1. 淡路島からみた大阪湾というのは本当に広く見えます。見慣れていた東京湾よりも広く感じました。たしかに四国からの関空直結ラインがあれば便利だと思います。
      和歌浦方面の先端はどこからでもよく見えました。そこから先の和歌山はもちろん見えませんけどね。いい景色です。やっぱり普段海が見えないところに住んでると、海を見たらほっとするものがあります。

  3. いいですね。山陽自動車道をはしるたびに、一度は”しまなみ海道”を走ってみたいなと思うのですが、なかなか機会がなくて…。
    淡路島や四国には列車や船での利用で行ったことはあるのですが、いいところですね。
    四国は岡山から高松に上陸し、徳島、高知、愛媛、それから広島へとほぼ一周はしました。
    体が動けるうちに何とか実現させたいですね。

    1. 日頃足腰を鍛えておられるようですから、クルマではなくいっそ八十八ヶ所、二人同行はどうですか?メリハリがあっていいと思いません?

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