神鹿の召さぬ団栗あまた降り
鹿食はぬまま団栗のあまた落つ
夏に入院して以来、本来はふた月前に復帰すべきところずるずると休んでしまっていたので、ひとまずは休み癖にケリをつけた格好になる。
今日は師走のならまち風情などがテーマだったし、今のシーズンは朝の鹿寄せも行われているのでいつもよりは早めに出たが、初めて車で行ったのが大失敗。通勤の渋滞に巻き込まれて着いたときにはもう鹿寄せは終わっていた。この鹿よせでありつける旨いドングリの味を知っているせいかどうか、グルメな鹿たちは公園にいっぱい降っている団栗には手をつけようとはしないのがおかしかった。
鹿よせには遅れたが、ちゃっかりとお振る舞いの茶粥だけはしっかりいただいて来た。奈良漬けをおかづにずるずると茶粥をすすったあとは奈良町へ。
鹿と紅葉?でしょうか。
まるで花札ですね^ ^
鹿を集める会なんてあるんですね。
私も子供たちに大群の鹿を見せてあげたいです。
そう、紅葉と鹿はつきもの!
鹿よせは今月は半ば頃まで朝9時半から。
年が明けると2月初めから(時間は10時開始になるみたい)というふうに期間が限られているので。タイミングが合えばいいね。だけど、普段でも鹿はいっぱいいるので、子供たちは喜ぶと思うよ。
鹿寄せ、面白い行事ですね。
観光客のシカせんべいにはもう飽き飽きしているのかしら?
鹿もより美味しいドングリを グルメ志向とは・・・いやはや・・・
遅れたナラバ、奈良で奈良漬の茶がゆを、そして奈良町へ 良かったですね~
鹿よせが終わったあとも、パン屑とかの袋を持っている人のまわりには鹿がいっぱい群がっています。
会場近くには「おん祭」の御旅所の準備が進んでいました。17日が本番です。
「おん祭」は季語ではないそうです。千年近くの歴史があるのにね。京都の行事は取り上げられやすいように感じるのはひがみかな。
角川の歳時記には掲載されてました。
鹿よせ、youtubeで見せてもらいました。ホルンで呼び寄せる、近代的ですね。雅楽器では音量が足らないのでしょうかね。
太鼓ならいけそうだけど、どうなんでしょう。
奈良公園というのは結構広いので、東大寺にしても駅からの距離は相当あります。この鹿よせのある飛火野(とびひの)園地へ行くには近鉄奈良駅からなら最低15分はみておかねばなりません。遅刻の理由の一つでもありました。一番いいのはJR奈良駅からバスで一気に近くまで行くことです。
鹿は鹿寄せでくれる団栗と公園に自生している団栗の味の違いを学習してしまったのですかね。
かしこいですね。
また、観光客などがせんべいやパンなどを与えるから、おいしいものの味を覚え、舌が肥えて野生の恵みに見向きもしなくなったのかね。かわいげがないね。
振る舞いの茶粥と奈良漬にありつけたのはラッキーではないですか。鹿寄せよりはこちらが本命だったりして(?)
自生しているのはいわゆる人でも食わない種類のものかもしれないね。そうなると、本能的に食えるものと食えないものの識別をやっていると言うわけだ。いずれにしても、鹿は決して「馬鹿」の仲間にしてはいけないということになる。
朝粥は市内のいくつかのホテルや店の日替わりの奉仕になっているそうだ。だから、同じ茶粥でも緑茶のときもあれば、焙じ茶(こちらの方が一般的だけどね)とかバラエティがあるらしい。昨日は焙じ茶だった。奈良漬けの他、振りかけ海苔、あられなどをトッピングするオプションもありました。