秋動き出す

陵はねむり木の実を太らしむ

天武・持統天皇陵へのアプローチは畑である。

陵はこんもりした丘の上にあって、周囲を見渡しても同じような景色が広がっているだけの何の変哲もないような場所だ。周りには住宅が数戸だけという、本格的な中央政権を打ち立てたひとたちの陵にしてはすこぶる地味な感じである。
アプローチの両サイドには柿が青々として、斜面には大きな栗の木があり青い毬がもう随分大きくなってきている。

あと一月くらいすれば、秋の色に染まって幾らか彩りをますのだろうか。

“秋動き出す” への2件の返信

  1. 持統天皇陵ですか。夏過ぎて秋来にけらし、、、、でしょうか。
    柿、栗、洋梨、柘榴、無花果、、、。どんどん実が成長しています。

    1. 合葬されてるのでしょうか、外からではひとつの陵にしか見えません。飛鳥の方でも奥まった方にあって、随分ひなびた光景が広がっています。ちょっと寂しい感じです。来月ここに吟行があるというのですが、果たしていくつ詠めるかどうかちょっと自信がありませんね。

      もう無花果なども売られていて、ジャムなどにしてもらってます。

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