南面す

病棟の窓辺の桜紅葉かな

病室の高さにちょうど大きな桜の木があって、それがむら紅葉になっている。

視線をさらに下に向ければ、足元に大和川、正面遥は葛城、二上山である。冷え込んだ盆地の空気は澄みきって、見通しがことの外良い。

点滴のパイプがまとわりついたままでベッドから外を見てても癒やされるシーンだ。

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